経済的自由への第一歩|生命保険の見直しで資産を440万円増やせる話

家計改善・貯蓄
スポンサーリンク
タチ子
タチ子

こんにちは!タチ子です!
今日は加入していた生命保険の見直しで資産を440万円増やせるを解説します。

※別に怪しい投資をしたとか変な団体に手を出したっていう話では無いのでw、最後まで読んでいただけたら嬉しいです!

こんな人に読んでほしいです。
  • 将来のために生命保険に入ろうと思っているけど、どんな保険が良いのかわからない人
  • 生命保険の見直しを考えている人
  • 現在生命保険に加入していて日々の貯金を増やしたいけど、節約だけじゃなかなか貯まらないと思ってる人

この記事では特定の保険メニューを否定したり推奨したりしているわけではございません。

また生命保険の仕組み、生命保険に加入すること自体を否定する目的等もございません。(実際にタチ子も加入しています)

必要となる生命保険の掛け金や保証内容等々は人それぞれ異なりますので、あくまで 考え方の一例として参考にしていただけましたら幸いです。

生命保険に加入するメリット・デメリット

生命保険に加入するメリット

  • 自分が死亡した時(または怪我や病気になってしまった時)に、家族や自分の金銭的不安を和らげることができる。その後の生活のサポートができる。
    ※ 保険の補償範囲や掛け金等にもよりますが。
  • 確定申告や年末調整をする方なら、毎年かけた金額の一部が給与控除される

シッポ
シッポ

ご自身のため、ご家族のための備えですね!大事!

生命保険に加入するデメリット

  • 生命保険の掛け金を毎月支払わなければいけない
  • 生命保険の保証期間中に有事のことが起きなければ金銭的には損をする事が多い
    (人生としてはハッピーという逆張り的要素)
もけ
もけ

必要なことだけど金銭的負担は大きいよね~。

タチ子が加入している生命保険の種類・保証内容

では、タチ子はどんな生命保険に入っているのか。加入していた保険・今も加入している保険について見ていきます。

1)貯蓄型の終身生命保険

  • 2017年3月~加入(2020年3月解約)
  • 毎月夫婦それぞれ1万円ずつ程度の掛け金を支払う
  • ざっくりした特徴
    →早いうちに有事のことが起こるか、何事もなく超長生きすれば得するよというもの
    • 掛け金は60歳まで積立て
    • 保証期間は一生涯続く
    • 死亡だけじゃなく重度の怪我や病気も保証の対象になる
    • 中途解約の場合は予め決められた返戻金を受け取れる(ただし、手数料やそれまでの保証料は引かれるため元本よりは少なくなる)

2)掛け捨て型の医療(死亡)保険

  • 2017年3月~加入
  • 毎月2,000円程度の掛け金を支払う
  • ざっくりした特徴
    →かけたお金は帰ってこないけど、有事の保険金リターンは大きいよというもの。
    • 保証は60歳まで
    • タチ子は死亡時に家族に残すお金よりも、生前に病気になったときのサポートが手厚いものを選択

3)団体信用生命保険

  • 2019年5月~加入
  • 住宅ローンとセットなので掛け金も考慮されて住宅ローンの金利が決まっているため、月々の保険料という名目での支払いはなし
  • ざっくりした特徴
    • 住宅ローン組む時、加入必須だった
    • 住宅ローン契約者が支払い途中に万が一病気や怪我・死亡等で支払いできなくなった場合にローン残額が免除される
    • 保証金額は住宅ローンの残額に比例し、完済すると効力が失効する
もけ
もけ

いろいろあるね~。よくわかんない

タチ子
タチ子

そうだね~、難しいよね。

今日は保険の種類を細かく勉強する会じゃないからざっくり見てて大丈夫だよ。

今日はこの中でも1)の「貯蓄型の終身タイプの生命保険」を見直した話について考察していこうとおもいます。

そもそも貯蓄型の終身生命保険に入ったきっかけ・理由

貯蓄型の終身生命保険 に入ったきっかけ・理由

タチ子が生命保険に入ったきっかけは

結婚したし大人にならないといけないと思ったから

でした。w

入籍当時、周りの大人や諸先輩方からは「そろそろ将来のことを考えて保険にでも入りなさい」と言われました。

冗談のような話ですが、 そう言われて保険のことをよくわかりもせずになんとなく大人になるための通過儀礼だくらいの気持ちで加入しました。

まぁもちろん、お互いの将来を考えたからこそ、の行動であったことには間違い無いですがね。

タチ子
タチ子

でも意外とこういう人、多いのでは…?

で、決まった内容。

タチ子夫婦の生命保険内容(見切り発車プランw)
  • 掛け捨てで大きい額はもったいないし、日々の貯金も兼ねて終身タイプの生命保険に加入
  • お互いに何かあった時にそれぞれの半年分くらいの保証があると心強いと思って350万円の保険金が出るように設計
    • 保険金を多くもらうこと<月々の家計に負担をかけないことを重視→ 月の掛け金は1万円くらいにした
  • 怪我や入院のサポートが心もとない分は掛け捨ての保険でカバーしよう

ところが、この保険を3年後には解約することになるのです。

貯蓄型生命保険、本当に必要?見直してみる

なぜ生命保険を見直そうと思ったか

きっかけはマイホーム購入です。

前述したとおり、マイホーム購入にあたり組んだ住宅ローンに「団体信用生命保険の加入が必須」でした。

タチ子夫婦は現状共働きのDINKSです。住宅ローンも折半しました。

なのでこの団体信用生命保険も必然的に夫婦それぞれに適用されます。

且つ、これがローンの中の金利に含まれています。

またこの保険の保証範囲は 、 タチ子夫婦が「貯蓄型生命保険」に入った理由である結婚したから自分に何かあった時に相手に何かしら金銭的なフォローを残したいと同義でした

タチ子
タチ子

被ってんじゃん、いらないんじゃね?

で、見直してみようと思ったわけです。

生命保険を辞めた分の保証はどう担保するの?

とはいえ、タチ子はこのブログのテーマ通り、早期に経済的自由を達成しFIREするという目標を掲げております。

そのためにもし10年とかで住宅ローンを完済できた場合、 ローンの返済完了と同時に団体信用生命保険は失効します 。

ということはもし貯蓄型保険を辞めた場合、タチ子の手元には掛け捨ての医療重視のものしか残らないけど大丈夫?という懸念が出てきました。

で、次に出てきた疑問。

じゃあその何が起こるかわかんない有事の時、いくらあったら安心なんだろう?

今積み立ててる350万円で本当に充足するんだろうか?

で、計算してみました。

また本編と脱輪し蛇足となりますが「有事の際の対策として」は国の制度として 高額療養費制度 というものもありますので併せてご活用されるとよいかと思います。

医療費の家計負担が重くならないよう、医療機関や薬局の窓口で支払う医療費が1か月(歴月:1日から末日まで)で上限額を超えた場合、その超えた額を支給する「高額療養費制度」(こうがくりょうようひせいど)があります。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryouhoken/juuyou/kougakuiryou/index.html
タチ子
タチ子

気になる方はぜひ調べてみてくださいね。

生命保険 VS 資産形成、比較してみた。

総資産の差分は440万円!

仮に元々の貯蓄型生命保険に支払う予定だった元金(30年後まで累計で約342万円)を以下パターンで運用した場合、受け取れる金額を保険証券を元にシミュレーションしてみました。

  • 基準の年数後に不測の事態が起きた場合
  • 何もなく保険保険を中途解約した場合
  • 資産運用で回した場合(金利3%時、5%時)

結果が以下です。(単位:万円)

元金 保険金途中解約3%運用5%運用
11410年後35087133147
22820年後350180311390
34230年後350286553790

見ての通り長期運用するとした場合、普通に資産運用したほうが明らかに資産は備えられ、その額は金利5%で運用した場合30年後の時点で440万円も差が開くことがわかります。

30年後まで5%運用を続けた結果の790万円 – 保険金受領額350万円 = 440万円

もけ
もけ

どひゃあ~、すごい差額!

生命保険は「不幸の宝くじ」と言われてしまうことがあるように、実際に保険がしっかり行使されるため加入者みんなの掛け金で支えているため、利率が悪すぎるということです。

タチ子夫妻が月2万円も貯蓄型保険にかけている理由の1つが「掛け捨てだともったいないから」だったのに、辻褄が合いませんね。w

もちろんその分、若くして金銭的なサポートが必要となった場合に支えられている方は多くいらっしゃると思います。

そういった部分は掛け捨てでも保険金がしっかり出る掛け捨てタイプの生命保険を選択するのがいいのではないかと思います。

単に資産を増やすという視点であれば、貯蓄型生命保険に入金している月々の支出固定費を下げて、その分投資に回したほうが良さそうです。

タチ子
タチ子

貯蓄型×保険 の最強ワードに引っ張られすぎてた…!

一方で、40歳までに不測の事態が起きたらどうするの?という話は残ります。

タチ子の場合は前述の通り、団体信用生命保険、掛け捨て保険、高額医療費制度でカバーできると考えています。

タチ子
タチ子

このあたりの考え方は人それぞれと思いますので、ご自身でゆっくりご検討してみてくださいね。

「事後に保険で助けてもらう」でなく「自分で事前に準備しておく」という安心感

また注目したいのは元々の保険金に入金しようとしていたお金を金利5%で資産運用する場合、 228万円の運用資金を積み上げていけば20年後には保険金として目標としていた350万円を自分で備えられるという点です。

元金 保険金途中解約3%運用5%運用
11410年後35087133147
22820年後350180311390
34230年後350286553790

貯蓄型保険が終身タイプの生命保険であれば何歳でも不測の事態に350万円を受け取れますが、どうしてもそれは事後申請になります。

事前に受け取ろうとした場合は表中の赤字の「返戻金」になるので、元本割れです。

ちなみに保険証券を見ると85歳~90歳までに不測の事態が何もなければ返戻金が元本を上回り、95歳で10万円ほど払込元本より得する計算になっていました…!w

タチ子
タチ子

85歳~90歳…!!!!

タチ子としては「ある日突然訪れる不足の事態」に対し”不足の自体が起きてから保険会社に350万円もらう”より”事前に自分の資産でその金額を早期に形成しておく”方が安心感があるな、と思いました。

タチ子
タチ子

自分か旦那さんに何かあったタイミングで申請したこともない保険金申請できるイメージもないや、そういえば…!

ということで、タチ子は 今回、 中途解約で元手よりも返戻金が減ってしまったとして貯蓄型生命保険の解約に至りました。

まとめ・教訓

今回の生命保険の解約にあたって、以下を学びました。

今回の教訓
  • 「なんとなく必要」は、将来のどんな時のために何を備えたいかを明確にする
  • 「なんとなく良さそう」は、ちゃんと仕組みを勉強してから契約する
  • 保険は保険、貯蓄は貯蓄。複合商品は便利だけどそれなりに誰かの手間がかかっていて手数料もかかる
    ⇒やっぱり楽しないでちゃんと見極める!!!!
タチ子
タチ子

併せて、生命保険の見直しによる440万円の資産増、絶対ちゃんと形にするぞ♪

I hope you will have a good life !!
あなたの人生がより良い人生となりますように・・;D

タイトルとURLをコピーしました